大田区立大森第四中学校の生徒に”YouTuber職場体験”を実施。今年は「企業案件」の撮影現場にも挑戦!
弊社スタッフのテラの事務所にて、今年も東京都大田区大森第四中学校の生徒を受け入れて”YouTuberの職場体験”を実施しました。 職場体験は2025年11月26日~28日の3日間にかけて実施し、3名の生徒がYouTuberの様々な仕事を体験しました。
職場体験は毎年恒例となっており、Team HENSHINは未来を担う子どもたちの教育支援の一環として、この活動に継続的に取り組んでいます。
職場体験の内容
今年の職場体験では、例年通りの基礎学習に加え、実際のビジネスの現場に触れるという貴重な体験が含まれていました。3日間でどのような活動をしたのかをご紹介します。
1日目:セミナー・企画

1日目は例年同様、テラによるセミナーからスタートしました。 YouTuberになった経緯や活動の目的、そして「好きなことを仕事にする」ことの厳しさや、継続することの難しさについて、実際のデータや収益の話を交えながらリアルに語りました。
その上で、今学校で学んでいることが将来どのように役立つのか、物事に本気で取り組む姿勢がいかに大切かをお伝えしました。
セミナー受講後は、実際に動画を作るための企画会議です。生徒たちは、普段視聴者として楽しんでいる動画を「作り手」の視点で考える難しさに悩みながらも、それぞれの個性を活かした企画を練り上げました。
2日目:撮影(企業案件の実践)

2日目は、企画した動画の撮影を行いました。 今年の特徴は、なんといっても「企業案件(タイアップ動画)」の撮影を行ったことです。
これまでの職場体験では、自分たちが作りたい動画を制作することが中心でしたが、今回はタイミングよく企業様からのご依頼案件の撮影と重なりました。そのため、生徒たちには実際の仕事現場に入ってもらい、撮影に参加してもらいました。
「クライアントの要望に応える動画を作る」という、YouTuberのビジネスとしての側面を目の当たりにし、単なる動画投稿との違いや、責任感、そしてプロの現場の緊張感を肌で感じてもらえたと思います。
生徒たちにとって、YouTuberという職業がより解像度高く、リアルな「仕事」として認識できた1日となりました。
3日目:編集・指示出し

最終日となる3日目は、撮影した映像の編集作業です。 Team HENSHINの強みであるCGやVFXを活用した動画制作を行うため、生徒たちには主にディレクション(CGクリエイターへの指示出し)を体験してもらいました。
自分の頭の中にあるイメージを、どのように言語化すれば他者に正確に伝わるか。「人に指示を出す」という難易度の高いコミュニケーションを通じて、仕事を進める上でのチームワークや相手を思いやる想像力の大切さを学んでもらいました。
職場体験の成果は今後も残り続けます
今回制作された動画は、テラのYouTubeチャンネル等で今後公開される予定です。
生徒たちがプロの現場で何を感じ、どのようなアウトプットを出したのか、公開を楽しみにお待ちください。
今後の展望とTeam HENSHINの想い
今年の職場体験は、実際の企業案件の撮影現場に立ち会うという、これまでにない実践的な内容となりました。生徒たちにとって、クリエイティブな楽しさだけでなく、仕事としての厳しさややりがいを深く理解するきっかけになったと感じています。
私達Team HENSHINは、全ての人が平等に「クリエイター教育」を受けられる環境づくりを目指しています。今回の活動が、参加してくれた生徒たちの将来の選択肢を広げ、成長の糧になれば幸いです。
今後もこのような活動を積極的に行い、次世代のクリエイター育成に尽力してまいります。

