共栄学園中学高等学校にて、CG・AIに関する特別授業を行いました。

2025年11月14日(金)、共栄学園中学高等学校にて、中学1年生の生徒さんを対象にCGととAIについて、それぞれをテーマにした出前授業を行いました 。

今回はTeam HENSHINより、村上・加藤・テラの3名が講師として登壇。3クラス(各クラス約30名)に向けて、弊社の専門領域を活かした授業を展開しました。

【CGの部】活用シーンや歴史を知り、物理演算を体感

CGのパートでは、映画、ゲーム、医療、建築など、私たちの生活のあらゆる場面でCGが活躍していることを紹介しました 。

『スター・ウォーズ』や『ジュラシック・パーク』といった名作映画から、最新のゲームエンジンによるリアルタイムレンダリング技術まで、CG技術がどのように進化してきたのかを解説 。
生徒の皆さんは、普段遊んでいるゲームや見ている映画の裏側にこれほどの技術革新があったことに驚いている様子でした。

また、講義の中では「物理演算を用いたクイズ」を実施しました。 単に絵を描くのではなく、コンピュータ上で物体の動きをシミュレーションするCGならではの面白さを、クイズ形式で直感的に体験してもらいました。

【AIの部】リテラシーを学び、「本物」を見極める

AIのパートでは、急速に進化する生成AIについての基礎知識と、それを扱う上でのリテラシーに重点を置きました 。

特に盛り上がりを見せたのが、「クイズ AI or 本物」です 。 スクリーンに映し出された人物や風景の写真や動画が、実写なのか、それともAIによって生成されたものなのかを当てるこのクイズ。
「えっ、これAIなの!?」「絶対本物だと思った!」といった声が教室中で上がり、AIの生成品質の高さに衝撃を受けているようでした 。

また、授業内では「包丁と料理人」の例え話を用いて、AIという道具のあり方についても議論しました 。
「包丁は美味しい料理を作る道具にもなれば、人を傷つける凶器にもなる。AIも同じで、使う人の心構え次第で善にも悪にもなる」 このメッセージは、これからの時代を生きる生徒たちの心に深く残ったのではないでしょうか。

Team HENSHINはクリエイター教育に力を入れています

多くの可能性を持つ子どもたちだからこそ、早い段階で本物の技術に触れ、自分の「好き」や「得意」を見つけてほしい。 そんな想いから、私たちは現在、クリエイター育成のための実践講座「HENSHIN寺子屋(仮)」の立ち上げも進めています。

今回の共栄学園様での授業のように、 これからも弊社は出前授業や独自のプログラムを通じて、未来のクリエイターたちの背中を押し続けていきます。

参考リンク

今回の授業は、出前授業どっとこむよりお問い合わせいただいて開講しました。
出前授業に関しては下記ページをご覧ください。

https://出前授業.com/team-henshin