動画広告の作り方とは?成果が出る7ステップ【事例付き】
動画広告を出してみたものの、「再生はされているのに、カート追加や購入につながらない」——そんな手応えのなさを感じていませんか。
実は、動画広告の作り方しだいで成果は大きく変わり、さらに配信したあとに“回して伸ばす”かどうかで最終的な数字が決まります。きれいな動画を1本作るだけでは、成果はなかなか積み上がりません。
✓ この記事でわかること
・動画広告の種類・媒体・費用の基礎が一気に分かる
・成果から逆算した作り方7ステップ(訴求設計・編集・改善)
・現場でよく見る失敗パターンと回避策
・実際の事例:CV目標の10倍(コスメ)/ROAS 4845%(高級家具)
本記事では、制作会社でありながら広告運用まで自社で行うTeam HENSHINが、動画広告の種類・費用・媒体といった基礎から、成果が出る制作の7ステップ、現場でよく見る失敗パターン、そして実際のクライアント事例(CVが目標の10倍になった話)まで、まとめて解説します。これから動画広告に挑戦する方も、すでに出しているけれど伸び悩んでいる方も、次の一手が見つかるはずです。
目次
- 動画広告とは?まず押さえる基本
- 動画広告の主な種類
- 媒体別の特徴と使い分け
- 成果が出る作り方・7ステップ
- やりがちな失敗・NG集
- 費用相場
- 実際の成功事例
- 外注先の選び方
- よくある質問・まとめ
動画広告とは?まず押さえておきたい基本
動画広告=映像と音で短時間に「使用シーン・雰囲気・人」まで伝えられる広告。
スマホでの動画視聴が当たり前になり、動画広告の市場は拡大が続いています。文字や静止画では伝えきれない情報を、短時間で伝えられるのが強みです。
| 静止画広告 | 動画広告 | |
| 情報量 | 少ない(一瞬) | 多い(時間で展開) |
| 得意なこと | 価格・コピー | 使い方・世界観・ビフォーアフター |
| 改善の幅 | 差し替えが速い | 構成・尺・編集で打ち手が多い |
動画広告の主な種類
配信される“面”で4タイプ。まずはこの違いを押さえればOK。

- インストリーム:動画の再生前・中・後に流れる(YouTube等)
- アウトストリーム:記事・サイト内の枠に表示
- インフィード:SNSのフィード/おすすめ欄に表示
- バンパー:6秒程度の短尺・スキップ不可で認知向け
いま注力すべき
縦型・ショート動画広告(9:16)はフルスクリーンで表示され、横型より視認面積が大きく、特にEC・D2Cと好相性。後述の事例でも決め手になりました。
媒体別の特徴と使い分け
「ユーザーがどんな気分で見ているか」で、尺・縦横比・訴求を変える。

ポイントは、媒体ごとに「ユーザーが見ている気分」が違うこと。たとえばInstagramのリールは“流し見”なので最初の数秒で掴む工夫が必須、YouTubeのインストリームは“続きを見たくなる引き”が効きます。同じ動画を使い回さず、配信面に合わせて尺・比率・冒頭を調整するだけで反応は変わります。
成果が出る動画広告の作り方・7ステップ
成果から逆算して、目的設計→訴求→構成→制作→編集→配信→改善の順で作る。
ここからが本題です。Team HENSHINが実際に行っている、成果から逆算した動画広告の作り方を7ステップで解説します。
最初に決めるのは「この動画で何を達成したいか」。目的によって、作るべき動画はまったく変わります。
- 認知が目的:リーチ・再生数・視聴維持率を重視 → インパクト・記憶に残る表現
- 獲得が目的:CV・CPA・ROAS・カート追加を重視 → 商品理解と行動を促す構成
「とりあえずバズりそう」ではなく、追う数字(KPI)を先に決めるのが、遠回りに見えて一番の近道です。
成果が出る動画は、「誰に・何を・どう刺すか」を作る前に決めています。Team HENSHINは次の順で設計します。
① ペルソナを分析し、出演人物を設定
買ってほしい人を分析し、「この人が伝えたら一番刺さる」人物像を決めます。近年はChatGPTの画像生成やGemini(通称「Nano Banana」)で人物イメージを作り込み、商材に最適な人を選ぶこともあります。
② 訴求軸=最初に「どの課題に応える動画か」を決める
代表的な訴求の入り口は次の4タイプ。ここから「最初のフック」を先に決めると、動画全体がぶれません。

海外商材は、海外でウケた訴求をそのまま翻訳しても刺さらないことが多いです。日本市場の感覚に合わせて訴求ごと作り直すと、同じ商品でも反応が変わります。
訴求が決まったら、絵コンテ(台本)へ。Team HENSHINは最低2パターンの仮説を立てて作ります。
- パターンA:ショート動画の王道=フック→SE→ナレーションで反応を取る
- パターンB:広告データの良い競合動画を脚本レベルで分解し、自社製品+設定した人物で再構成

1本に絞らず複数の仮説を持つことが、STEP7の運用改善で効いてきます。
構成に沿って素材を準備します。Instagram向けは9:16前提で、重要な要素は画面中央に(上下がUIで隠れないように)。
実写だけでなく、AI動画生成(Kling・Seedanceなど)も有力な選択肢。実写でしか出ない説得力と、AIの量産スピードを、目的とコストで使い分けるのがポイントです。

編集でTeam HENSHINが必ず意識するポイントです。ここが成果を大きく左右します。

- 最初の2秒でフック=STEP2で決めた「課題」を提示し「自分ごと」と思わせる
- 字幕・テロップはナレーションと合わせ、見やすく・でも情報過多でうんざりさせない
- 効果音でテンポUP/配信面に合わせた尺・縦横比に
- 使用ソフト:After Effects・Premiere Pro・CapCut 等
各媒体の規定(尺・サイズ・容量)を満たし、STEP3で用意した複数パターンを同時に入稿。これが次のABテストの準備になります。
ここが、制作だけで終わる会社にはできない最も成果に効く工程です。
- 配信データでどのパターンが効くかを比較する
- アセット単位で予算を調整し、勝ちパターンへ優先的に寄せる
- キャンペーン後に全体を総括し、次の素材へ提案する
動画広告は「1本の完成度」より、この改善ループを回せるかで最終的な成果が変わります。

動画広告は「1本の完成度」より、制作×運用の両輪を回せるかで差がつきます。制作だけ・運用だけでは、このループは完成しません。
Team HENSHINの広告運用代行は、制作と運用を同じチームが担当。企画・制作から、配信後のABテスト・予算最適化・CV計測まで一気通貫で伴走します。
動画広告でやりがちな失敗・NG集
当てはまっていたら要注意。ほとんどが“設計と運用”の不足です。

動画広告の費用相場(制作費+配信費)
「1本の大作」より、手頃に複数作って回すほうが成果は出やすい。
| 制作タイプ | 費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| AI活用・短尺 | 〜10万円 | スピード重視・量産向き |
| アニメーション | 5万〜100万円 | 撮影不要・自由度高い |
| 実写(撮影あり) | 30万〜200万円 | 説得力・ブランド感 |
| 3DCG・ハイエンド | 100万〜300万円超 | 高度な技術が必要 |
配信費はMeta(IG)なら1日数百円〜。運用代行の手数料は広告費の10〜20%が相場です。
実際の成功事例
「どう作るか(コスメ)」と「数字の証拠(高級家具)」の2本立て。
課題
KOC動画を1パターンだけで配信。カート追加止まりで購入につながらなかった。
施策
- ペルソナ分析→最適な出演人物を設定(AI活用)
- 2パターン制作(王道構成/競合分解)
- 9:16の縦型ショートでMeta最適化+運用で改善

結果
- CV 目標の10倍
- カート追加単価 −30%
- 運用2週目から好調
課題
KOC世界観が伝わる動画を制作し、自社開発の分析ダッシュボードで日次に最適化。購入だけでなく会員登録まで設計して計測。動画を1パターンだけで配信。カート追加止まりで購入につながらなかった。

結果
- ROAS 4845%
- 購入CPA ¥3,471
- 登録CPA ¥534
- CTR 5.00%

自社運用ツールで日々改善(運用画面の実例・匿名化)
動画広告の外注先の選び方
「制作だけ」より「制作×運用」を一緒に見てくれる相手を。
- 運用まで見てくれるか(納品で終わらないか)
- 訴求設計から相談できるか(誰に何を刺すか)
- データで改善できるか(CV・CPA・ROASを次の手に)
- (海外商材)日本市場へ作り直せるか
「制作会社は運用が弱い」「運用代理店は制作が弱い」——そのギャップを埋めるのがTeam HENSHINです。制作から運用改善まで、ひとつのチームで。
よくある質問(FAQ)
- Q.動画は何パターン作ればいい?
-
最低2パターン以上。比較してはじめて「勝ち筋」が見つかり、予算を寄せる判断ができます。
- Q.縦型と横型どっちがいい?
-
配信面によります。IG・TikTok・YouTubeショートは9:16、YouTubeインストリームは16:9が中心です。
- Q.動画広告は1本いくらから作れますか?
-
AI活用や短尺なら数万円〜、実写は30万円〜が目安。ただし複数パターンを作って回すほうが成果につながりやすいです。
- Q.制作だけ・運用だけでも依頼できる?
-
どちらも可能です。ただし成果は制作と運用が揃うと伸びやすくなります。
- Q.効果はどれくらいで出る?
-
商材・予算によりますが、事例では運用2週目から好調化。短期間で当たりを見つけ改善を重ねるのが大切です。
まとめ:成果につながる動画広告を作ろう
動画広告は「誰の何を解決するか」を最初に決め、作って終わりにせず改善し続けること。この2つで成果は大きく変わります。

