YouTube撮影におすすめのカメラ15選!選び方を登録者20万のYouTuberが解説!
YouTubeを始めたいけれど、どのカメラを選べば良いのか分からない方は多いでしょう。機材選びで足踏みしてしまい、なかなか始められないこともYouTube撮影によくある話です。
この記事では、YouTube撮影に最適なカメラを、Vlogやビジネス、料理などのジャンル別に詳しく紹介します。また、カメラ選びのポイントや登録者20万人超えのYouTuberが語る機材選びの秘訣も紹介。ぜひ、最適なカメラを見つけて撮影をスタートさせましょう。
YouTube撮影用のカメラを選ぶ前に
YouTubeを始めようと考えている人にとって、カメラ選びは悩みの種です。しかし、カメラ選びで頭を悩ませるあまり、撮影自体が進まないことも少なくありません。
ここでは、動画撮影のカメラを選ぶ前に理解しておくべきポイントを解説します。
とりあえず始めてみたいならスマホ一択
YouTubeを手っ取り早く始めるなら、最も手軽で費用もかからないのがスマホです。現在のスマホカメラは、画質や性能が年々向上しており、特にiPhoneやAndroidのハイエンドモデルであれば、高画質な動画を撮影できます。
なにより、スマホは誰もが持っており、YouTubeを始める初期投資がゼロで始められます。軽量で持ち運びやすく、気軽に撮影できる点も利点と言えるでしょう。
まずはスマホで撮影し、動画づくりの流れを掴むことが大切です。
機材は”後から増やす”でOK
動画撮影にはカメラや三脚、マイクなど、さまざまな機材を必要とします。三脚があると撮影が安定し、マイクがあれば録音の音質が向上します。ですが、最初からすべてを揃える必要はありません。最初はスマホだけで撮影し、その後、少しずつ必要な機材を買い足していく方法がおすすめです。
一度にすべての機材を揃えると、費用がかさむ上に、使いこなすのにも時間がかかります。まずは動画制作の中で必要を感じたタイミングで機材を追加していきましょう。
こだわり過ぎない
カメラ選びにおいて、最も重要なのは「どんな映像を撮りたいのか」という目的です。
YoutubeにはVlog、エンタメ系、ビジネス系など様々なジャンルがあります。そのジャンルに最適なカメラがあります
しかし、多くの人がカメラの性能やスペックにこだわりすぎてしまい、撮影が手つかずということがよくあります。まずは機材にこだわず撮影を始めてみることです。
実際に撮影を始めてみると、自分に足りない機材が見えてくることがあります。そこで追加する撮影機材を検討しましょう
YouTube撮影用カメラの選び方
YouTubeの撮影に使うカメラを選ぶ際、どのような点に気をつけて選べば良いでしょうか。ここでは、具体的にカメラ選びのポイントを解説します。
撮影したい映像に合わせて考える
カメラを選ぶ際には、どのような映像を撮影したいのかを明確にしましょう。
たとえば、Vlogや日常の出来事を撮影する場合、携帯性に優れたコンパクトなカメラやスマホが便利です。軽くて持ち運びやすいカメラは外出先でも気軽に撮影ができます。
一方、商品レビューやビジネス系動画のように、静的なシーンをしっかりと高画質で撮りたい場合は、ズーム機能や画質の精度が求められるため、デジタル一眼レフカメラが適しています。
例えば、料理動画やDIYなどのクリエイティブなコンテンツを撮影する場合は、近距離でのフォーカス性能が高いカメラが重要となるでしょう。
動きのある映像やアウトドアのアクティビティを撮影したい場合には、耐久性や防水性能が高いカメラが適しています。
このように、撮影したい映像に合わせて考える事が最も重要です。
撮影する場所や撮り方を考える
撮影する場所や撮り方を考慮することも大切です。
室内での撮影がメインであれば、低照度でも綺麗に撮れるカメラが求められます。照明器具も活用できますが、カメラ自体が高照度であると夜間や暗い室内での撮影にも心強いでしょう。
屋外での撮影が多い場合は、天候や明るさの変動にも対応できるカメラがおすすめです。。特に、旅行やVlogなどで移動が多いシチュエーションでは、バッテリーの持ちや防水性能、軽さ、サイズも重要なポイントになります。
また、撮影スタイルでも選ぶべきカメラが変わります。手持ちでの撮影が多い場合は、手ブレ補正がしっかりしているカメラが役立ちます。ジンバルや三脚を使用することもできますが、最初は手軽に持ち運べてブレにくいカメラを選ぶと、高品質の撮影ができます。
予算から考える
カメラ選びでは予算も大きな要素となります。
予算が5万円以内であれば、コンパクトなデジタルカメラやスマホで撮影を始めるのが現実的です。この価格帯でも、十分に高品質な動画を撮影できる機種が増えてきています。
10万円以上の予算を考えている場合は、ミラーレスカメラやエントリーレベルの一眼レフカメラに手を出すことも可能です。
また、カメラ本体だけでなく、追加で必要になるバッテリーやSDカード、三脚などの機材も考慮する必要があります。
【動画別】YouTubeにおすすめのカメラ15選
YouTube動画のジャンルによって、必要なカメラの性能や機能は異なります。
ここでは、Vlog系、エンタメ系、ビジネス系、料理系、美容系といった動画ジャンル別に、最適なカメラを紹介します。
Vlog系動画におすすめのカメラ
Vlogは日常の様子を記録し、視聴者に共有するスタイルが特徴です。動きが多く、さまざまな場所で撮影することが多いため、コンパクトで持ち運びがしやすく、手ブレ補正が優れたカメラが最適です。
ここでは、Vlog撮影におすすめのカメラを3つ紹介します。
SONY VLOGCAM ZV-1 II
SONY VLOGCAM ZV-1 IIは、幅約105.5mm×高さ約60.0mm×奥行約46.7mmとコンパクトで重さ約292gと軽量で持ち運びやすいカメラです。
超広角18-50mmのズームレンズを搭載し、広い範囲を撮影しながらも背景をぼかす「シネマティックVlog設定」機能で、印象的な映像を簡単に撮影できます。複数人での自撮りや背景を広く取り入れた撮影にも対応し、カメラが自動でぼけ量を調整する複数人顔認識機能も備えています。
さらに、手ブレ補正をアクティブモード」にする事で、歩きながらでも安定した映像を撮影が可能です。
また、内蔵マイクはインテリジェント3カプセルマイクを採用しており、シーンに応じて自動で音声収録方向を調整し、クリアな音声を収録。
手軽にプロフェッショナルなVlogを撮影したい方に最適なカメラです。
DJI Osmo Pocket 3
DJI Osmo Pocket 3は、ジンバルを内蔵した超小型カメラで、サイズは139.7×42.2×33.5mm、重さは179gと非常にコンパクト。
ポケットサイズながら、センサーサイズが1インチのため、ノイズが少なく、暗い場所でもクリアで鮮明な映像が撮影可能です。4K動画撮影にも対応し、ジンバルの強力な手ブレ補正により、手持ちでも安定した滑らかな映像撮影ができます。
被写体を自動で追尾するアクティブトラック機能を使えば、狙った被写体を追従する撮影ができます。
さらに、一眼レフ顔負けの10bitHLGやLog撮影が可能で、撮影後の編集ではプロレベルの色表現ができます。軽量で持ち運びやすく、旅行や街歩き、Vlog撮影などに最適なカメラです。コンパクトでありながら業務用カメラに匹敵する画質のため、多くのシーンで活躍するでしょう。
Osmo Action 5 Pro
Osmo Action 5 Proは、アウトドアやスポーツなどのアクティブな撮影に最適なアクションカメラです。サイズは70.5×44.2×32.8mm、重さは約145gとコンパクトな設計。加えて、1/1.3インチの次世代CMOSセンサーを搭載しており、13.5ストップのダイナミックレンジでミラーレスカメラに匹敵する映像が撮影できます。
960fpsでフルHDのスローモーション撮影も可能なため、アクションシーンの迫力をしっかり捉えることが可能です。
防水性能にも優れ、ケースなしで水深20mまで対応可能で、雨天や水中での撮影もできます。4K/120fpsに対応した高画質映像は、旅行や自然風景の記録にも最適です。
さらに、強力な手ブレ補正「RockSteady」によって、激しい動きの中でも滑らかで安定した映像ができます。
また、スーパーナイトモードを搭載しており、低照度環境でも鮮明でクリアな映像が撮影可能です。長時間の撮影に対応し、過酷な環境でも高い耐久性を発揮するため、アクティブなVlog撮影や冒険を記録したい方に最適なカメラです。
エンタメ系動画におすすめのカメラ
エンタメ系の動画では、動きのあるシーンや複数の人物を撮影することが多いため、ズーム性能やフォーカススピードが求められます。
ここでは、エンタメ動画に最適なカメラを紹介します。
SONY VLOGCAM ZV-E10
SONY VLOGCAM ZV-E10 IIは、レンズ交換式のVlogカメラで、広角から望遠レンズまで対応。Eマウントを採用しているため、初心者向けのレンズからプロ仕様のレンズまで幅広く選べるのも魅力的です。
特に、優れた自動フォーカス機能により、動きのあるエンタメ系動画でも被写体を正確に追尾し、常にピントを合わせ続けることができます。
また、サイズは約115.2mm×64.2mm×44.8mm、重量は約292gとミラーレス一眼カメラでは軽量な部類です。
エンタメ系動画を撮影する場合、さまざまなシーンに対応できるフレキシブルなカメラとして人気です。
Canon PowerShot V10
Canon PowerShot V10は、片手で簡単に操作でき、約211gと軽量で持ち運びやすいサイズが特徴です。4Kに対応し、19mm相当の広角レンズを搭載しているのでグループ撮影や室内撮影に適しています。ポップでカジュアルなデザインも魅力の1つです。
カメラの大きさは約63.4mm(幅)×90.0mm(高さ)×34.3mm(奥行き)と非常にコンパクト。収納式のスタンドが付属しており、三脚を使わずに設置できるため、場所を選ばず撮影可能です。
全方位集音が可能な大口径マイクを備えており、周囲の音をクリアに収録できます。
Insta360 GO 3
Insta360 GO 3はわずか35gの小型軽量でアクションカメラです。磁気ペンダントやクリップなどのアクセサリーで、どこにでも簡単に装着可能です。特に手持ちでは難しいアングルや動きのあるシーンで優れています。
広角レンズと強力な手ブレ補正機能により、スムーズで安定した映像が撮影できます。
なお、Insta360シリーズは360度映像を撮影できる機種が有名ですが、Insta360 GO 3ではできません。その分、FreeFrame動画モードや水平維持機能を活用することで、様々なアングルからの映像の撮影が可能です。
ビジネス系動画におすすめのカメラ
ビジネス系の動画では、落ち着いた雰囲気やクリアな映像が求められるため、解像度やカメラの安定性が重要です。
ここでは、プレゼンテーションやインタビューなど、静止した状態での撮影が多いビジネス系動画に適したカメラを3つ紹介します。
SONY VLOGCAM ZV-E1
SONY VLOGCAM ZV-E1は、フルサイズセンサーを搭載し、4K120Pの高フレームレート撮影が可能です。滑らかな映像表現に加えて、優れた色再現性も魅力です。
特に、低照度環境でもノイズの少ない映像が撮影でき、オフィスや会議室、セミナー会場などの撮影に適しています。
カメラのサイズは約121mm×71.9mm×54.3mm、重量は約399gとなっており、デジタル一眼カメラでは軽い部類です。
カメラの機能として、AIによる高精度のオートフォーカス機能が利点として挙げられます。AIプロセッシングユニットにより、人の顔や動作を素早く認識し、話者の表情や動きを的確に捉えられます。
また、ダイナミックアクティブモードの手ブレ補正機能も優れており、ジンバルを使用せずに動きながらでも安定して撮影できます。
音声面でも、内蔵の指向性3カプセルマイクにより、周囲のノイズを抑えながらクリアな音声を収録可能です。
Canon EOS R50
Canon EOS R50は、初心者向けながら上位モデルに匹敵する機能を備えたミラーレスカメラです。軽量・コンパクトなボディ(約375g、116.3×85.5×68.8mm)ながら、4K動画撮影に対応し、高品質な映像を撮影できます。
また、上位モデルにも搭載されている「デュアルピクセルCMOS AF II」の優れたオートフォーカス機能が魅力です。特に、顔検出オートフォーカスが正確で、プレゼンやインタビューなど人物が主体となるシーンにおいて活躍するでしょう。
初心者に優しい操作性もポイントで、撮影ガイドやクリエイティブアシスト機能が搭載されているため、使いながら学ぶことができ、カメラに不慣れな方でも安心して使えます。
SONY FDR-AX45A
SONY FDR-AX45Aは、サイズが約73mm × 173mm × 80.5mm(幅×奥行き×高さ)、重さが約600gのカメラ。バッテリーの持ちが良く、4K撮影でも数時間、フルHDだと15時間もの撮影が可能です。また、内蔵された64GBメモリーにより、SDカードがなくてもすぐに撮影できます。
さらに、SONY独自の空間光学手ブレ補正機能を搭載しているため、手持ちでも安定した撮影が可能です。
光学20倍ズームとデジタル250倍ズームを備えたZEISSレンズで、遠距離の被写体も鮮明に捉えられるのも魅力の1つです。
料理系動画におすすめのカメラ
料理系の動画では、食材の質感や調理過程をリアルに伝えるため、近距離での撮影や手元のフォーカスや色彩の再現力が優れたカメラが適しています。
ここでは、フォーカス機能や色彩の再現力が優れたカメラを3つ紹介します。
Canon EOS Kiss M
Canon EOS Kiss Mは、Canonの人気が高いブランドの1つでミラーレスカメラで、コンパクトで軽量なボディが特徴。重さが390gと軽量
で、長時間の撮影でも疲れにくく、女性や初心者でも扱いやすいです。
4K撮影に対応し、約2410万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載しており、特に食材の質感や調理過程をリアルに映し出せます。
カメラには「瞳AF」やタッチスクリーンが搭載されているため、フォーカスや設定の調整がスムーズで、料理をしながら片手での操作が容易です。さらに、バリアングル液晶モニターにより、様々なアングルからの撮影が可能で、ハイアングルやローアングルからも自在に撮影できます。
料理をしながら片手で簡単に操作できる点は、料理系動画には大きなメリットでしょう。
SONY VLOGCAM ZV-1F
SONY VLOGCAM ZV-1Fは、20mmの広角レンズで手元や食材を鮮明に映せます。優れたオートフォーカス機能も搭載され、料理中の動きにも瞬時にピントを合わせることが可能です。
高感度な1.0型センサーで、暗い室内環境でも明るくクリアな映像を撮影できる点も魅力です。
さらに、256gと軽量かつコンパクトなボディで、料理をしながらでも片手で操作が可能。タッチパネルの操作性も良く、初心者でも簡単に使いこなすことができます。
Panasonic HC-V770
Panasonic HC-V770は優れた光学20倍ズーム機能を搭載。料理の細かいディテールや手元の動きまで鮮明に映し出します。サイズは約5.5 x 2.6 x 2.9インチ、重量は約354gと、料理系動画撮影において使いやすさと充実した機能を兼ね備えたビデオカメラです。
また、ハイブリッド光学手ぶれ補正機能により、手持ちでも安定した映像を撮ることができます。
さらに、色の再現性が高く、食材の鮮やかな色合いや質感をリアルに再現できます。バッテリー持ちも良く長時間の撮影にも対応できるため、複数の料理を一度に撮影する際にも便利でしょう。
美容系動画におすすめのカメラ
美容系の動画では、顔や手元をアップで撮影することが多いため、高解像度でフォーカスが速く、色の再現性に優れたカメラが求められます。
ここでは、高解像度かつ色の再現性に優れたカメラを3つ紹介します。
SONY α7C II
SONY α7C IIは、コンパクトなフルサイズミラーレスカメラで、美容系動画の撮影に最適な高解像度映像を撮ることができます。優れた色再現力と細部の描写力により、肌の質感やメイクのディテールを自然に美しく表現でき、視聴者にリアルで繊細な映像を伝えられます。
また、SONY α7C IIは、約3300万画素のフルサイズセンサーとAIプロセッシングユニットによる優れたオートフォーカス性能を備え、人物の「瞳」にピントを自動で合わせるため、動きのあるシーンでもクリアな映像を捉え続けます。
ボディサイズは約124.0mm(幅)×71.1mm(高さ)×63.4mm(奥行)で、重量はバッテリーを含め約514gです。
Canon EOS R8
Canon EOS R8は、「デュアルピクセルCMOS AF II」による高速かつ高精度なオートフォーカスが可能で、顔や瞳を瞬時に認識してピントを合わせます。4K撮影にも対応しており、メイク動画などで顔の細部や表情を鮮明に映し出すことが可能です。
加えて、映像エンジン「DIGIC X」による色再現性の高さもあり、肌のトーンやメイクの色味を自然に映すことができます。
手ブレ補正機能はボディ内には搭載されていませんが、多くのRFレンズに手ブレ補正が備わっているため、レンズと組み合わせることで安定した映像を手持ちで撮影ができます。
Fujifilm X-S20
Fujifilm X-S20は、フィルムシミュレーション機能により、フィルムカメラのような色彩と質感を再現できます。この機能により肌の自然な美しさを際立たせ、他のカメラとは一線を画した映像表現が可能です。
サイズは127.7mm(幅)×85.1mm(高さ)×65.4mm(奥行)、質量は約491gになります。
また、新たに搭載されたVlogモードは、ジンバルや外部マイクなしでも安定した撮影と、高品質な音声収録を簡単に行えます。操作は直感的で、初心者からプロまで幅広いユーザーに対応しており、撮影に集中できる使いやすさも魅力です。
さらに、バッテリー性能の向上で長時間の撮影が可能となり、美容系動画の撮影に最適です。
カメラの種類と特徴
YouTube撮影に使うカメラには、撮影する内容やシーンによって最適なカメラが異なります。
ここでは、スマホ・一眼レフカメラ・ビデオカメラ・アクションカメラ・360度カメラの5つのカメラの特徴と、適しているジャンルについて解説します。
スマホ
スマホカメラは、手軽に始めるのにおすすめです。
どこでもすぐに撮影を始められるため、Vlogや日常のシーンをリアルタイムで撮影する場合に非常に適しています。
特に初心者や予算を抑えて撮影を始めたい人に最適です。撮影データをアプリで簡単に編集できるため、Vlog系や日常系の動画などをすぐに映像をシェアしたい方に向いています。
機種としては、Galaxy・Google Pixel、iPhone、Xperiaがおすすめです。
一眼レフカメラ
一眼レフカメラは「ボケ味」を表現したい場合には最適です。
手元がアップになるような動画やインタビュー動画などの、被写体を際立たせる撮影ができますシーンに合わせて望遠や広角レンズに交換できることも魅力です。
一眼レフカメラは光の捉え方が優れており、暗い場所でもクリアな映像を撮影できるため、屋内撮影や夜間の撮影にも対応できます。ビジネス動画や商品レビュー、さらには美容系の動画においても、一眼レフカメラの高画質とカスタマイズ性が大きなメリットです。
ビデオカメラ
ビデオカメラは、長時間の撮影や安定した映像を求める際に最適です。特に、セミナーやインタビュー、会議の記録など、静止した被写体をじっくり撮影する場合に役立ちます。手ブレ補正機能が優れており、手持ち撮影でもブレの少ない安定した映像が撮れるのも魅力です。
また、バッテリー寿命が長く、連続撮影時間が長いことも特徴です。料理動画やDIY動画のように、細かい工程を長時間にわたって記録する場合にも、ビデオカメラは大いに役立つでしょう。
アクションカメラ
アクションカメラは、小型でありながら耐久性が高く、アウトドアやアクティブなシーンでの撮影におすすめです。
GoProやOsmo Actionなどのアクションカメラは、耐水性や防塵性に優れ、衝撃にも強いため、過酷な環境下でも安定した映像を撮影できます。
動きの多いスポーツや旅行など、ダイナミックな映像を撮影したい場合に最適です。
また、アクションカメラは手軽に使える点も魅力で、ヘルメットや胸元に装着して撮影することもできます。視点を変えたユニークな映像を撮りたい場合におすすめです。特に、アドベンチャー系Vlog、スポーツ動画、アウトドアアクティビティの撮影に向いています。
360度カメラ
360度カメラは、あらゆる方向を一度に撮影できる特殊なカメラです。
通常のカメラでは捉えられない広い視野を映し出せるため、視聴者に新しい映像体験を提供できます。特に、観光地や大自然を撮影したい場合、360度の全景を映し出すことで、その場にいるような臨場感を視聴者に伝えることが可能です。
編集時には、映像の一部を切り出して使用したり、視聴者が自分で視点を動かしながら映像を楽しむこともできます。クリエイティブな表現を追求するクリエイターには、非常に魅力的なカメラです。ジャンルとしては、観光・旅行Vlog、VR映像制作に最適です。
登録者20万人のYouTuberにカメラ選びを聞いてみた
Team HENSHINのテラです!
YouTube歴は9年で、これまでゲーム実況、エンタメ、スポーツ解説、CG作品など色んな動画を制作してきました。
ここでは、Team HENSHINのスタッフで現役YouTuberのテラに機材選びについて聞いていきます。
どのカメラを使っているの?
最初はパナソニックのルミックス G7という一眼レフカメラを使っていました。先輩のYouTuberに「このカメラを買っとけば間違いない」と言われて購入しました。当時YouTuberの中で流行っていた機種だそうです。
そこから、ジャンルがエンタメやスポーツ系の動画に方向性が変わり、必要に応じて機材を増やしていきました。
次に買ったのはGoPro HERO 9で、一人称視点の映像が撮りたかったからですね。360度映像も撮りたくなって、Insta360 Ⅲも購入しました。
時代の変化につれてカメラの性能も良くなったこともあり、数年後にルミックス G7からSONYのα7Ⅲに乗り換えました。
あ、もちろん今でもスマホ(iPhone16 Pro)で撮影したりもしますよ。
撮りたい映像によって変えています。
どうやってカメラを選んだの?
一番最初は先輩YouTuberのアドバイスです。そこからは必要に応じて買い足していった形になります。
カメラ選びに困っている人に向けて一言
この記事のとおりですが、最初は全然スマホからで良いと思います。足踏みしている時間がもったいないですからね!
カメラを購入して始めたい人は、思い切って買ってしまうのもありです。高いカメラを買うことで「買った分取り返すぞ!」とモチベーションにもなりますしね。
実際、自分もそうでした。結果的に、YouTubeの動画以外でも、スポーツ系のカメラマンとして収入を得るなど、買ったカメラは幅広く活用できています。購入費用は余裕でペイできましたね。
スマホで撮影を始めてしまう…思い切ってカメラを買ってしまう…最初の1歩を踏み出すことがとても大事です!
YouTube撮影にカメラ選びは大切だけど…
YouTube撮影においてカメラ選びは重要ですが、こだわりすぎるのはおすすめしません。YouTubeでチャンネルを伸ばしていくのは、カメラの性能だけに左右されるわけではありません。多くのYouTuberは、最初はスマホや手軽なカメラで撮影を始め、その後徐々に機材をアップグレードしているのです。
大切なのは、カメラにこだわりすぎず、最初の1歩を踏み出すこと、撮影することです。完璧な機材を揃える前に、自分がどのようなコンテンツを作りたいかを考え、それに見合った基本的な機材で進めましょう。